2025年8月20日発売予定の『anan』最新号において、櫻坂46が初めてグループとして表紙を飾ることが正式に発表された。
これまでメンバー個々の掲載はあったものの、グループ名義での表紙登場は今回が初の試みとなる。
ちなみに今号で表紙を務めるのは、田村保乃、藤吉夏鈴、森田ひかる、守屋麗奈、山﨑天、そして的野美青、村井優、山下瞳月の計8名。二期生から最年長の立場となったメンバーと、新たに先輩となった三期生が共演する形となり、グループの世代的な移行と成長を視覚的に表現している。
また今回は2種類の衣装が用意されており、一つは黒を基調としたスタイリングで「儚さ」と「力強さ」の共存を意図したもの。もう一方は、誌面テーマ「みんなで進んでく」「シェアする暮らし」に準じたチーム分けの上での撮影となっており、それぞれのチームに合った衣装テイストが与えられている。
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内容面では、グループとしての成長に関するインタビューが特筆すべき点である。
特に注目されるのは、個人としての成長とグループの将来をどのように捉えているかという点について、登場メンバーが率直に語っている点。
メンバーの言葉を通じて彼女たちの自覚や意識の変化をうかがい知ることができる構成となっている模様。
また、本号では全33名のメンバーによる「シェア」をテーマとしたアンケートも収録されている。アイドルという枠を超えて、個々の価値観に触れる内容となっていそうであり、ファン層以外の読者にも一定の関心を呼ぶ可能性がある。
さらに四期生による5ページにわたるグラビア企画も組まれており、新たな顔ぶれにも目を向ける構成となっている。
一方付録では、今回の表紙を飾る8名のアザーカットを使用した「綴じ込みスペシャルカード」が付属。厚紙仕様のフォトカード形式で、個別カットやユニットショット、集合写真など全16種(両面印刷)のビジュアルが収められている。コレクション性も高く、ファン心理をくすぐる仕様だ。
■ 楽天ブックス ⇒⇒ anan (アンアン)
以上のような充実した企画内容からもわかるように、本号は初動段階での予約が集中する可能性が極めて高い。ひとたび今回のように人気がある場合、発売日前後に在庫が枯渇する事例は決して珍しくない。
オンライン書店での予約はすでに始まっており、しかし短期間で品切れになるリスクもある。確実に入手したい読者は、早めの行動が推奨される。
かく言う筆者も、櫻坂46については欅坂46時代からも関心を持ち続けており、グループとしての成長過程をある種の社会的モデルとして捉えてきた面がある。
アイドル業界は外から見れば華やかながらも、実際には地道な努力と組織運営の積み重ねで成立している。今回の表紙抜擢も、そうした努力の結実であると考えている。